【生活】足に刺さったシャー芯が…

コロナの影響で仕事が落ち着き、家で過ごす時間が多くなった。6月の半ば頃に部屋の掃除をしていたら、足の裏に激しい痛み。カーペットを留めていた画鋲のような針が刺さったのかと思ったが、刺さったのは何とシャープペンの芯。0.3ミリシャープペンの芯だが、細いから折れにくいようにダイヤモンド何ちゃらという加工で折れにくいのが売りな商品だ、足の裏に刺さってしまえば、全く迷惑な性能である。カーペットの上に散らばっていたシャープペンの芯がカーペットに絡めとられて少し角度がついていたのか、それが足裏に刺さったわけ。

すぐに出ている部分を摘んで、引っ張り出した。取り出されたシャー芯は、約2ミリほどの長さ。シャー芯を取り出した後は、消毒した針とカッターナイフでえぐってみたが、中に芯が残っている様子もなかったのでそのままにしていた。しかし、昨日8／6日のこと、シャワーを浴びている時に足裏に違和感を感じた。「まだあの傷が痛むのか。」と少し嫌な感じもしたが、そのまま確認することもなく放置していたのだか、今日8/7にたまたま胡座をかいた時に足裏を見ると、何かが出ている。というか明らかにその辺の皮膚がおかしく、黒色の棘のようなものが出ていた。間違いない2ヶ月前のシャー芯だった。先ほどまで買い物などで外を歩いていた足裏には、明らかに黒色の棘が皮膚から突出していた。親指と人差し指で摘んでみたり、毛抜きを使って挟んで引っ張ってみたがツルツルとしていて、引っ張り出すまことはできなかった。少し、上下左右に動かして取れないものかと考えて動かすとかなりの痛みが感じられた。摘んで引っ張るとさらなる痛みを感じた。何度も毛抜きや指で摘んでいる間に、シャー芯削られてきて、文字等を書きやすくするために鉛筆の芯を削っているようだった。「これで字書いたら書きやすいだろうな」とは、この状況で考えることではないが、ふと頭によぎってしまうのだった。

このままでは、芯が削れていくだけで、摘むことすらできなくなってしまうような気がした。何かいい方法がないかと考えていると、テレビのリモコン汚れを取り除くために木工用ボンドをつけて放置し、乾いてから剥がすというアイデアを思い出した。このアイデアを利用できないかと、すぐに部屋にあった木工用ボンドを用意して、足の裏、特に棘の刺さった部分には厚く塗り、乾くまで1時間半ほど待った。

乾いたのを確認し、木工用ボンドを少しずつ剥がしていく。ぺりぺりと皮膚から剥がれていく木工用ボンドの塊は、何の抵抗もなく、木工用ボンドの塊として剥がれただけで、棘にはまるで影響を与えてはいなかった。完全に失敗である。困った。今朝は買い物に出かけたが1度この状況を目の当たりにすると、普通に歩くことは不可能である。ネットで調べてると、ハチミツを塗ると良いらしい…。まぁ、一人暮らしの男の部屋にはないわな。どうしようもなくなった僕は結局振り出しに戻ることに。人差しと親指でシャー芯を摘むも、滑ってしまう。少し角度を変えると、引っ掛かりを感じた。「おっ、これは！」ということでさらに角度を変えて摘むとしっかり摘むことができた。このまま焦らずゆっくりと。と自分に言い聞かせながら引き抜くと、で出来ましました、

2ヶ月前に引き抜いた2ミリの芯の2倍ほどある4ミリのシャー芯が2ヶ月間ほど体内に留まった後に出てきたわけです。全く気にしてなかったのですが、化膿してなくてよかったです。結果、抜けにくい棘でも素手で抜け！ということです😁